台湾・台北周辺のちょっとマニアックな観光スポット11選!

台湾・台北はとてもいいところです。いわゆる観光地以外にも魅力的な場所がたくさんあります。日本の大学を卒業後、現在台湾へ留学中の私がおすすめする、ちょっと渋い(マニアックな!?)観光スポットをご紹介します。

澎湖諸島~リゾートアイランドでサボテンやハリセンボンを食す

   

突然ですがサボテンを食べたことはありますか。豚カツのさぼてんではなく本物のサボテンです。ではハリセンボンは?まず無いと思います。

しかし台湾にはこんな珍しい食材を日頃から食べている島があります。今回はそんな美食とリゾート地を兼ね備えた澎湖諸島をご紹介します。

澎湖諸島

澎湖諸島は台湾と中国の間に浮かぶ多数の島の集まりです。日本時代には64の島があるとされていましたが、2005年に調査しなおしたところなんと90もの島があることが分かりました。
澎湖本島の馬公が最大の街で、船や飛行機の対外交通は全てこの馬公に着きます。

馬公空港に降り立ち早速澎湖諸島を散策、といきたいところですが、島内は公共交通が少なく不便なため予約した民宿に空港からの送迎をお願いするのが無難です。

民宿は馬公市内の老街民宿がお勧めです。市内の中心部でありながらそこだけ切り取られたように赤レンガの古い町並みが残る地区で、静かで落ち着いた雰囲気の民宿です。

荷物を置いてバイクを手配してもらったらいよいよ澎湖の旅に出発です。まずはやはり海ですね。澎湖本島の南端、市街地からも程近いところにある山水沙灘は青い海に白い砂が延々と続く澎湖屈指の海水浴場です。綺麗な海で泳ぎまわるも良し、またベンチが多数設置されているので座って夕陽を眺めるも良し。まさにリゾートです。

海を満喫したら今度は北へ向かいましょう。

市街地を抜けてだだっ広い一本道をひたすら走り続けると跨海大橋が見えてきます。
名前の通り海を跨いで西嶼島へ続く全長2600メートルもある橋です。まっすぐ伸びる平坦な橋に、右も左も大海原。
これほど気持ちの良い景色はなかなかありません。澎湖は移動中でさえ飽きることがありません。

橋を越えて西嶼島に入ると二崁聚落という集落があります。
ここは明朝の時代に興ったという歴史のある集落で、台湾で初めて集落全体が風景保存地区に指定されたそうです。
石を切り出して積み上げ、それを白く塗った壁に赤い屋根瓦を乗せ、家の周りは石垣の壁で囲まれています。どこか沖縄に似た雰囲気です。
何百年も昔から、離島にまでこんな立派な家を建てていたなんて、昔の人はすごかったんですね。

ところでこの集落の周りにはサボテンがたくさん生えています。雨の少ない澎湖は島中至る所がサボテンに覆われています。

そしてここ二崁聚落にはサボテンの果肉を使ったジュースがあります。甘酸っぱいジュースにサボテンの実がゴロゴロ入っています。
強烈なピンク色をしていますがこれはサボテン本来の色なのでしょうか。
サボテンの実は半透明で微かに歯応えがあり、ほのかな酸味があります。要するにアロエですね、これ。ともかく、サボテンジュースは暑い澎湖での水分補給にぴったりです。

日が暮れてきたら市街地に戻って晩ご飯にしましょう。離島に来たのだからやはり海鮮が食べたいですね。

馬公市内にはたくさんの海鮮料理店があり、地元の新鮮な魚介類を安価で味わうことができます。

民宿オーナーの知り合いがやっているという料理店に連れて行ってもらいましたが、そこはまさに魚の宝庫。店長にお勧めを頼んだところ出てきたのはマグロやサーモンやイカともう一つ見たことの無い魚のお造り。

民宿オーナーに聞くと、

「これは「海豚」といい、毒の無い「河豚」の一種だ」

とか。いやおかしいでしょう。海豚(イルカ)は河豚(フグ)の一種ではないと思います。
混乱する僕を見かねてオーナーが神に絵と字を書いて説明してくれましたが、どうやらこれはハリセンボンのお造りのようです。

後で調べたところこの魚は確かにハリセンボンで、澎湖諸島の名物だそうです。ちなみに澎湖では一般的に刺龜と呼ぶようで、なぜオーナーが海豚を連呼していたのかは最後まで分かりませんでした。

気になるお味はブツ切りにするからか鯛のような食感で、非常に淡白な味なのでどんどん箸が進みます。
また最後に出てきたスープも大粒の牡蠣を惜しげもなく使っており大満足です。澎湖ではこうした海鮮料理店が市内の至る所にあるのです。

澎湖諸島は小さな島かと思いきや海水浴場あり古い町並みあり独特の美食もあり、様々な魅力が凝縮されています。
皆さんも台北からちょっと遠出してぜひこの宝の島を満喫してください。

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