台湾・台北周辺のちょっとマニアックな観光スポット11選!

台湾・台北はとてもいいところです。いわゆる観光地以外にも魅力的な場所がたくさんあります。日本の大学を卒業後、現在台湾へ留学中の私がおすすめする、ちょっと渋い(マニアックな!?)観光スポットをご紹介します。

移民の街、台湾②~台北のミャンマー人街「華新街」を探検!

      2016/09/18

朝はミャンマー風ミルクティーとミャンマー風ナン。
昼はミャンマー風ビーフン。
夜はミャンマー風カレー。

信じられないことですがこれも台湾の日常です。

台湾に来る東南アジアからの移民は増える一方です。彼らは台湾社会に溶け込みながらも独自の文化を守っています。前回は赤道の活気溢れるインドネシア人街をご紹介しました。今回は謎に包まれたミャンマー人街をご紹介します。

台北駅から地下鉄で約二十分、終点の南勢角駅から歩いて十分ほどのところに華新街という通りがあります。こここそがミャンマー人のミャンマー人によるミャンマー人のための街です。

ミャンマー人

華新街は、もともとは台湾に再移住してきた中国系ミャンマー人が身を寄せる街でした。「華新街」とは華僑の新天地という意味です。後に生活が落ち着いてくると彼らは家族を呼び親戚を呼び友人を呼び…こうして華新街は台湾最大のミャンマー人街になりました。

それでは華新街を探検しましょう。一歩入ると中国語や台湾語に加えてビルマ語や華僑の雲南語やその他色々な言語で溢れかえっています。何語で喋ってもどうにかなるのが移民街のすごいところです。

さて入り口の近くにミャンマー物産店があります。
ミャンマーのお菓子、ミャンマーの雑誌、またニンニクや唐辛子を磨り潰すための石臼なども売っており、台湾にいながらミャンマーの生活文化を実感できます。

食べ物ではラペソーというお茶っ葉の塩漬けが一押しです。熱々のご飯によく合います。淹れて飲む以外の茶葉の使い方は日本や台湾ではあまり見ないのではないでしょうか。

ちなみに華新街はタイ人もよく来るためタイの食品も売っています。
エビとニンニクと唐辛子をカラカラに炒めたナームプリックンヘーンはこれまた食欲を倍増させる麻薬のようなふりかけです。覚えにくい名前ですが中国語で書くと「蝦醬」のたった二文字。漢字万歳ですね。

買い物が終わったらさあご飯です。ここ華新街は見渡す限りミャンマー料理店が延々と並んでいます。
おそらく日本中のミャンマー料理店を全て寄せ集めても華新街には及ばないでしょう。

華新街のミャンマー料理は米粉を使った麺料理とカレーのようなご飯ものが多いようです。
中でも魚の唐揚げを乗せたカレーは絶品です。
タイとインド文化圏の間に位置するミャンマーは料理も双方の中間のような感じで、カレーもタイより粘り気がありかつインドほど強烈な辛さでもないちょうど良い味です。

ここでも練乳を入れた甘くて冷たいコーヒーがあります。東南アジア共通の飲み方のようです。そういえば日本ではベトナムコーヒーと呼ばれていますね。

また華新街は無数のミャンマー料理店の間にインド料理店が数軒挟まっており、ロティと呼ばれる焼きたての薄いパンが有名です。
練乳をかけてバナナを乗せて食べたり、あるいは豆カレーを中に入れて食べることもあります。インド人移民も多いミャンマーの雰囲気がしっかり再現されています。

さらに華新街では毎年四月半ばの休日にタイやミャンマーの水かけ祭りソンクラーンが開催されます。
これがかなりの大規模で、ミャンマーのお坊さんによる祈祷から始まり、タイの歌手のコンサートや雲南の少数民族舞踊などの演目もあり水かけだけでなく一日中楽しめます。この時期に台湾へ行くならぜひとも体験してください。

ミャンマー人街にインドネシア人街。記事では紹介しきれませんでしたが、台北はこの他にも教会の周りに集まってできたフィリピン人街や広東語を話すベトナム華僑のコミュニティなど、注意深く観察すれば数えきれないほどの人種が混ざり合ってできています。

こうした移民街で様々な文化を一度に味わう一粒で二度美味しい台北旅行はいかがでしょうか。

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