台湾・台北周辺のちょっとマニアックな観光スポット11選!

台湾・台北はとてもいいところです。いわゆる観光地以外にも魅力的な場所がたくさんあります。日本の大学を卒業後、現在台湾へ留学中の私がおすすめする、ちょっと渋い(マニアックな!?)観光スポットをご紹介します。

小琉球(琉球郷)~台湾南部の沖合に浮かぶ常夏の中の常夏

      2016/10/05

台湾はどこにあるでしょう。沖縄の向こうですね。沖縄といえば青い海に白い砂浜ですが、ではその先の台湾には綺麗な海は無いのでしょうか?もちろんあります。今回は台湾の珊瑚礁でできた小島、小琉球(琉球郷)をご紹介します。

海

小琉球は台湾南部屏東県の東港からフェリーで四十分ほどの沖合いに浮かぶ小さな島です。

もともと歴代中国王朝は台湾と沖縄をまとめて琉球と呼んでいました。その中でも沖縄を大琉球、台湾を小琉球と区別していたようです。その後小琉球は台湾という名前が確立し、台湾のそばのこの島が代わりに小琉球(琉球郷)と呼ばれるようになったそうです。

元々の住人はシラヤ族で、この島をラメイ島と呼んでいましたが、オランダ人侵略者に全員虐殺されたため当時を知る人はいなくなったそうです。なんだか暗い話でしたがそれでも海は変わらず綺麗です。

東港からのフェリーは小琉球の白沙観光港に到着します。島の入り口だけあってとても賑わっており、レンタルバイク屋や海鮮料理店、土産物店などが軒を連ねています。

それでは島を探索しましょう。島内の移動は自転車かバイクになりますが、起伏が激しい上に何より暑いのでバイクを借りることを強くお勧めします。

小琉球は島内を一周できる道路が整備されています。台湾は右側通行なので海に近い側を走る反時計回りがお勧めです。

島右上の白沙港から出発してすぐのところに大きな中国寺院があります。
ここは霊山寺といい海の神様を祀るお寺なのですが、輝くような白い砂浜に背の高い椰子の木が立ち並び、その真ん中にお堂が鎮座する様は他では見られない光景でしょう。

霊山寺のすぐ近くは一面の大海原が広がっていますが、海岸からほど近いところに背の高い岩が聳え立っています。これが小琉球のシンボル、花瓶石です。
名前の通り花瓶のような形をしており、荒波に揉まれても力強く立ち続けるその姿は正に国際社会に揉まれつつも立派に生きる台湾を象徴しています。

花瓶石から道なりに進むと美人洞という洞窟があります。かなり高低差のある洞窟ですが、海底の珊瑚礁が隆起して地表に現れたものだというから驚きです。
一体何年かけて形成されたのでしょう。自然は偉大です。

また美人洞の上には観海亭という小さな東屋があります。
その名の通り小琉球の美しい海を一望できます。海は透明で浅瀬の珊瑚礁がはっきり見えます。いつまで見ていても飽きません。

島の西端にも珊瑚礁でできた洞窟があります。
こちらは烏番洞といい、オランダ人侵略者が鄭成功に追い払われた時に黒人奴隷を捨てて逃げ帰り、捨てられた黒人が隠れ住んだという伝説があります。

実はここ烏番洞の本当の魅力は、洞窟入り口の向かいにある食堂です。鮫や烏賊の炒め物など海鮮も安くて美味しいのですが、それより惹かれるのがマンゴースムージーです。
生のマンゴーを惜しげも無く放り込んでいるためとてつもなく濃い味です。マクドナルドのLサイズほどもある特大の一杯ですが、灼熱の太陽に晒された体が甘さと冷たさを渇望し本能のままに飲み干してしまいます。
マンゴー
しかも安い。一杯わずか50元(約170円)。飲まずにいられません。

その後も島の絶景を堪能しながらバイクを走らせると再び白沙港が見えてきます。バイクを返却したら、あとは帰りの船を待つだけでしょうか。いえいえ、まだあります。

白沙港の売店には小琉球限定のcaptainビールがあります。暑い小琉球にぴったりの薄めの味でこれまたぐびぐび飲めます。旅の疲れも一瞬で吹き飛びます。
港以外の場所でも売っているかもしれませんが、飲酒運転を避けるため必ず港に戻ってから飲んで下さい。

南国の中の南国、熱帯の中の熱帯。まさに常夏の島、小琉球。台湾南部へおこしの際はぜひ小琉球まで足を伸ばして透き通る美しい海を眺めて下さい。

 

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